「安全対策はどうなっていますか?」
森の中は楽しいだけではなく、毒のある植物がありますし、毒へびに遭遇することもあるかもしれません。
それらを排除するのではなく、リスクから自分の身を守るにはどうしたら良いか?
そのようなリスクのある中でどうやって楽しむか?
日々自然の中で過ごすなかで子どもたちは体験を通してリスクから身を守る術を体得していきます。
とは言え、経験も知識も未熟な子どもたちが安全に過ごせる為に大人が用意しておく安全対策も重要です。
<服装>
かぶれる植物や虫刺されから身を守るための服装として、一年中を通して、長袖、長ズボン
急なヘビとの遭遇に備えて、長靴
日差しや虫刺され、転倒した時に頭を守ってもらうための、帽子着用
<安全対策>
スタッフは必ず年に一度、日本赤十字社による「幼児救命法」を学んでいます。
広島県の「ひろしま自然保育認証制度」の認証園です。
NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟の団体安全認証を受けています。
その他、スタッフはリスクマネジメント、危険植物についても学んでおり保護者の方にも
それらの知識を共有する機会を設けています。
「天候の悪い日はどうしていますか?」
警報が1つでも出ている場合は安全のため休園です。
雨の日は屋根のある神社の境内をお借りすることもあります。
雨、風、雪、ちょっと厳しいかな?と思えることもしっかり感じてほしいと願っています。
雨に濡れて楽しいかな?濡れて気持ち悪いかな?気持ち悪かったらどうしようか?
着替える?着替えない?自分はどうしたい?
大人は子どもたちの判断に寄り添っています
「森に慣れていないのですが大丈夫でしょうか?」
大丈夫です!!森は懐が深いので、どんな子でもどんな人でも受け入れてくれます!
子どもも大人もそこにある環境に自分をどのように合わせるか深い学びになります。
「運動会、発表会はありますか?」
運動会、発表会はありません。
おてんとさんで過ごす子どもたちは日々、運動会で発表会です。
大人が指導するのではなく、子どもたちから発案し、子どもたちで話し合い、
スタッフはそれをお手伝いする形です。
親子キャンプなど保護者さん企画の運動会ごっこをすることはあります。
「勉強はありますか?」
机上での勉強はしませんが、本物の体験を通して様々なことを学習しています。
たとえば、真冬にカエルをいくら探しても見つからないけど、寒さが和らいできたら、カエルが出てきた!
春がきた!と体験・体感を通して子どもたちが自ら学習しています。
また、おてんとさんでは学年を分けずに年少さんから年長さんと時々小学生も来て一緒に活動しますので、
数字や文字は自然と身につけていってます。